小切手の種類と仕訳

小切手の種類と仕訳について解説します。

小切手とは

小切手とは、小切手法に基づいて作成される有価証券をいいます。

この小切手から『りす山太郎が「この小切手を所持している人に対して、250万円を全国ペンギン銀行動物の森支店から支払います」ということを約束する証書(小切手)を平成24年4月12日に振り出した(作成した)』ということが分かります。

小切手の種類

小切手の種類を1つずつ解説します。

他人振出小切手

他人振出小切手とは、他人や他の会社が振出人となっている小切手をいいます。

送金小切手

送金小切手とは、遠隔地の他人に送金するために銀行に依頼して、銀行が振出人となって発行した小切手のことをいいます。

自己振出小切手

自己振出小切手とは、自己(自社)が振出人となっている小切手をいいます。

先日付小切手

先日付小切手(さきひづけこぎって)とは、小切手の振出日が将来の日付になっている小切手をいいます。

小切手の仕訳

小切手を受け取った場合には現金勘定を借方に記入します(資産の増加)。

小切手を振り出した場合には当座預金勘定を貸方に記入します(資産の減少)。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
小切手の受取現金×××○○○×××
小切手の振出○○○xxx当座預金×××

ただし例外的な取引があります。

自己振出小切手の受取

当座預金の増加として当座預金勘定を借方に記入します。

小切手を振り出した時に当座預金勘定を貸方に記入します(当座預金の減少)。

この小切手が自社に戻って来たので、今後支払いはありません。

そこで減少させた当座預金の取引とは貸借反対の仕訳を行って取引を相殺します。

先日付小切手の受取

受取手形の増加として受取手形勘定を借方に記入します。

振出日が将来の日付になっているため、振出日が到来するまでは、先日付小切手のお金は、預金口座に振り込まれません。

この性質は、現金というよりも受取手形に近いと考え、受取手形として仕訳します。

仕訳例

1.A社は売掛金の回収として、B社より小切手10万円を受け取った。振出人はB社である。
2.A社は売上代金として、C社より小切手5万円が郵送されてきた。振出人はA社である。

No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1現金100,000売掛金100,000
2当座預金50,000売上50,000
ページトップへ