売上原価対立法と仕訳

売上原価対立法と仕訳を解説します。
売上原価対立法とは
商品を販売した都度、売上原価を把握して計上する仕訳処理の方法をいいます。
3分法との違い
3分法では期中取引では仕入のみを把握しておき、決算整理仕訳で売上原価を把握します。
売上原価対立法によれば、決算まで待つことなくタイムリーに売上原価の金額を把握できます。
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仕訳
売上原価勘定(費用に属する勘定科目)、商品勘定、売上勘定で仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
仕入 | 商品 | ××× | 買掛金など | ××× |
販売 | 売掛金など | ××× | 売上 | ××× |
売上原価 | ××× | 商品 | ××× |
仕訳例
- 1.商品100(原価80)を掛けで販売した。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 売掛金 | 100 | 売上 | 100 |
売上原価 | 80 | 商品 | 80 |