経過勘定項目と仕訳方法

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記事最終更新日:2021年10月10日
記事公開日:2018年4月21日

経過勘定項目と仕訳方法を解説します。

経過勘定項目とは

経過勘定項目とは、一定の契約に従って、継続した役務を提供または役務を受ける場合において、繰延べや見越しによって収益及び費用を適正な期間に配分するために計上する科目をいいます。

企業会計原則に定めがあります。

目的

適正な期間損益計算を実現することです。

繰延べとは

繰延べとは、役務の収入や支出を次期以降の収益や費用にすべく資産又は負債に計上することをいいます。

繰延べ計上する経過勘定科目として前受収益前払費用があります。

見越しとは

見越しとは、次期以降の役務の収入や支出を当期の収益や費用にすべく資産又は負債に計上することをいいます。

見越し計上する経過勘定科目として未収収益未払費用があります。

対象の取引

企業会計原則に基づき、一定の契約に従って、継続して役務を提供し又は役務を受ける取引が対象になります。

特徴

時間の経過とともに収益又は費用が発生することです。

重要性の原則

企業会計原則では、前受収益、前払費用、未収収益、未払費用が重要性に乏しい場合には経過勘定項目として処理しないことを認めています。

仕訳方法

決算整理仕訳として仕訳します。

繰延べの場合には、当期に計上した収益又は費用を消去し、前受収益勘定(負債)又は前払費用(資産)を計上するように仕訳します。

見越しの場合には、収益や費用を当期に計上し、未収収益勘定(資産)又は未払費用(負債)を計上するように仕訳します。

再振替仕訳

翌期首には、決算整理仕訳として計上した経過勘定項目とは貸借反対の仕訳を記帳します。これを再振替仕訳といいます。

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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