実務に役立つ会計
更新日:2023年11月16日
公開日:2012年4月3日

このページは、PDCA会計の実務に役立つ会計コンテンツを紹介するページです。会計学(用語)、財務指標、決算書の読み方など実務に役立つ具体的な知識を解説。
※いくつかのドメインでデザインを変えながら配信してきた10年の歴史があるコンテンツです。
<公開履歴-実務に役立つ会計>
- 2012年4月3日 中古ドメイン(guidedaway.com 現在はドメイン放出。管理対象外)でコンテンツを開始
- 2014年12月 会計事務所サイト(www.suto-cpa.com)へサイト移転
- 2018年4月 当サイト「PDCA会計.com(www.pdca-accounting.com)」を開始し、サイト移転(現在に至る)
記事一覧
※簿記に関する記事は「簿記入門から上級論点まで役立つサイト(独学を応援)」に掲載。
決算書が役立つ時とは
皆さんは次のような場面に遭遇したことはありませんか?
- ・取引先から会社の売上や利益等、業績を聞かれた。
- ・銀行等、金融機関から決算書の提出とその内容説明を求められた。
- ・自社の経営がどうなっているのか知りたい。
- ・経営者から部門の予算提出を求められた。
- ・新聞やニュースで、ある会社の年度決算について報道されていた。
- ・ある会社の株式に興味があるが、購入していいのかどうか分からない。
このような場面では、決算書を読めれば困ることはありません。
会社は1社1社、ビジネスとして様々な活動をしています。そしてその活動の1つ1つが、会計(正確には簿記)という道具を用いて数字として記録されることになります。
従って会計が分かれば、その会社がどのような活動をしたのかが1件1件の取引毎に分かるのです。
さらにこれらの会計記録を年毎や月毎等、ある期間中の活動を集計したものを「決算書」といいます。
決算書を読むと、その期間中に会社がどのような活動を行ってきたのかを大局的に読み取ることができます。
以上から決算書は会社の活動を知る上で非常に役に立つものです。
会計の勉強方法
最初に会計を学ぶことで得られるメリットを知りましょう。モチベーションを上げたり保つのに役立つので、学習効果も上がりますし、長続きします。
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会計学の用語は最初はとっつきにくく難しいと感じます。当サイトのように厳密な定義ではなく、分かりやすい言葉で解説した書籍やサイトで学習するとよいでしょう。
同時に簿記の学習をおすすめします。上述の通り、「ミクロ=簿記」「マクロ=会計」という関係にあります。簿記を学ぶと取引1件1件を把握できるので、会計と合わせると会社の取引毎や会社全体だけでなく、その中間である事業別、部署別、取引先別といった様々な切り口で会計データを分析できるようになります。
「PDCA会計」の特徴
次の通り。
PDCA会計の特徴
- ・実務に役立つ解説
- ・深く掘り下げた解説→用語以外にも意義や趣旨、具体例など
- ・根拠条文を引用→企業会計原則や原価計算基準など
- ・文章主体(図表は少なめ)→会計ルールは法律と同じ(難解な文)。
- ・成長するサイト→PDCAサイクルでより良いコンテンツに
想定ユーザー
「PDCA会計」の想定するユーザーは次の通り。
「PDCA会計(入門記事)の想定ユーザー」
- ・会計・決算書の初心者で独学している人。
- ・書籍や資格スクールの授業では理解できない人。
- ・具体的な決算書の読み方を学んで仕事に活かしたい人。
「PDCA会計(実務・応用記事)の想定ユーザー」
- ・日商簿記1級以上の高度な会計知識を学習している人。
- ・経理・財務などの実務家。
- ・会計士・税理士などの会計専門家で会計基準などの再確認をしたい人など。
【補足】
このサイトは主に上場企業を対象とした決算書(金融商品取引法に基づく会計、会社法に基づく会計)を中心に説明しますが、現状の制度会計ではなく、理論や考え方を解説している部分もあります。
注意事項
このサイトは、特に「入門の記事」について実務的な視点からサイト管理者の経験に基づき解釈を加えて説明しています。また実務の視点で、かつ分かりやすく解説しようとしていますので教科書や参考書とは異なった説明も行っています。
従って、実際の仕事で決算書を使用する場合や、簿記などの資格を取得する場合の「一助」としてご利用ください。くれぐれも、簿記資格などの試験で当サイトの言葉をそのまま使用することのないようお願いします。
学べること
当サイトで学べることは次の通りです。
学べる事(入門の記事)
- ・なぜ決算書を作らないといけないのかが分かる。
- ・勘定科目のうち、簡単な科目を理解することができる。
- ・貸借対照表と損益計算書の見方が分かる。
- ・会計学の基本的な用語を理解できる。
- ・簡単な財務指標の見方が分かる。
学べる事(実務・応用の記事)
- ・会計基準や実務指針を中心とした会計知識。
- ・記事テーマごとに会計基準等を掲載。どの会計基準を読めばよいのかが分かる。
- ・会計用語を調べることができる。
- ・網羅的な解説を目指しています。PDCAでよりよいコンテンツを目指します。