会計入門その11~資産計上と評価のまとめ(上場企業の会計基準)、減損会計

更新日:2018年12月27日
作成日:2012年4月24日

資産計上と評価のまとめ(上場企業の会計基準)、減損会計

前回、「会計入門その10~ 固定資産と時価主義」では、固定資産の資産計上と時価主義について解説しました。

前々回と前回で固定資産の計上について2つの視点から考えてきましたが、今回は固定資産を含めた資産計上と評価について、現在の会計制度(上場企業の会計基準)という視点から、減損会計も含めて解説します。


貸借対照表
資産の計上根拠と会計基準

前回と前々回の2回に分けて、2つの視点から固定資産の資産計上(評価)について解説しました。

2つの視点を再確認すると次の通りです。
①換金価値があるから:固定資産自体を売却することができるので、将来現金として入金される可能性が高い。
②売上・利益の稼得に貢献するから:売上・利益の稼得に貢献した結果、将来、入金されるであろう現金の獲得に貢献している。

この2つの視点のどちらの考え方を適用するかによって、資産の計上額や評価額は異なります。

また、この2つの視点は固定資産に限らず、流動資産についても同様に当てはめて考えることができます。

そこで、各資産科目について、上場企業に適用される現在の我が国の会計制度(会計基準)をこの2つの視点に当てはめながら解説します。

※資産評価:決算時に資産の計上額を評価して別の金額に計上しなおすことを「資産評価(しさんひょうか)」といいます。

上場企業に適用される我が国の会計基準(資産計上と評価のまとめ)

上場企業を想定した日本の会計基準について、資産計上(評価)を下の表にまとめました(表をクリックすると大きな画像でご覧になれます)。

以下、資産の取得と決算時の評価について、特に決算時の評価は上述の2つの視点に当てはめながら解説していきます。

資産の計上(決算時の評価)

資産の取得と減少(棚卸資産を除く流動資産、投資有価証券、子会社株式など)

受取手形、売掛金、(投資)有価証券、前払費用、未収入金といった科目は、それぞれ支払った(または支払予定である)現金やサービス対価で計上します。

※「現金」とは預金からの支払を含みます。以下、まとめてキャッシュという言葉を使って解説します。

具体的には受取手形や売掛金、未収入金はモノやサービスの販売額で計上します。また、(投資)有価証券や前払費用は契約で定められた支払額にて計上します。

期中に資産を取得した時には、このように取得のために支払ったキャッシュやモノ・サービスの金額に基づいて計上します。特に支払ったキャッシュに基づいて資産を計上する考え方を取得原価主義(しゅとくげんかしゅぎ)といいます。

取得後、これらの資産の計上額は資産の要件を満たさなくなれば減少します。

例えば、受取手形や売掛金、未収入金の代金を回収した時や、有価証券を売却した時、前払費用の対価としてのサービスを享受(きょうじゅ。受け取るという意味)した場合には、決算を待たずして減少します。なぜならば、これらの資産の計上根拠は、上述の2つの視点のうち、①換金価値があるから、の考え方に基づいているからです。前払費用についても先にキャッシュを支払っている点が他の科目と異なっているだけであり、サービス価値を受け取った時点で、他の科目と同様、換金価値がなくなったため前払費用は減少すると考えることができます。

【関連記事】
各資産については、次のページでも解説しています。よろしければご参照ください。

・受取手形、売掛金、有価証券:その5~資産の区分、受取手形と売掛金、有価証券
・未収入金、前払費用:その7~未収入金と経過勘定(前払費用)

仕訳処理は「商業簿記入門~2級、3級の資格学習を支援」の各ページで解説しています。こちらもよろしければ併せてご利用ください。

・受取手形:その32~受取手形と支払手形の仕訳処理
・売掛金:その21~売掛金、買掛金の手続と仕訳処理
・有価証券(3級):その16~有価証券と仕訳処理(取得、売却、利息、配当金)
・未収入金:その26~未収入金と未払金の仕訳処理
・有価証券全般(2級):その17~有価証券の保有目的と区分
・売買目的有価証券:その18~売買目的有価証券の手続と仕訳処理
・満期保有目的債権:その19~満期保有目的債券の手続と仕訳処理
・子会社株式など:その20~子会社株式および関連会社株式、その他有価証券の手続と仕訳処理


資産の取得と製造、販売(棚卸資産)

棚卸資産についても取得時には取得原価主義に基づいて支払ったキャッシュで計上します。

上述の科目と異なり、モノ・サービスを製造するメーカーの場合には、棚卸資産は取得後に製造の過程を経ることになります。そこで、次に製造段階での棚卸資産の計上額について、現在の会計制度(会計基準)を解説します。

モノやサービスの製造から完成に至る過程で、棚卸資産は、原材料及び貯蔵品⇒仕掛品⇒商品及び製品と加工されます。このように加工される段階に応じて科目が変化していきます。

モノ・サービスを製造するために消費される原材料・貯蔵品などの資産計上額や作業員などの給料(労務費)などは、基本的には支払対価、すなわち取得原価主義に基づいて計上した金額を基礎として計算し、製造中であれば仕掛品勘定、完成後は製品勘定に集計します。

ここで私が言いたいことは、製造中の仕掛品や完成後の製品は、モノ・サービスを作るのに消費した材料や労務費などの金額を、そのまま引き継ぐということです。つまり、モノ・サービスが完成品に近づくにつれて付加価値が少しずつプラスアルファされるわけではありません。例えば、モノ・サービスを1つ、製造するのに材料や作業員への給料など合計で1,000円かかり、1,500円で販売するとしても製品が完成した時点では材料の取得額や支払った給料の合計である1,000円で資産計上する、ということです。

最後に販売です。

製品は販売時に減少します。なぜ減少するかというと、棚卸資産の取得の目的は売上利益の稼得に貢献するためであり、販売時にその目的を果たしたから、と説明することができます。

販売(売上という収益)に対応した製品を減少させて、売上原価という費用に計上することを費用収益対応の原則といいます。費用収益対応の原則は「会計入門その23~ 売上原価と費用収益対応の原則」で解説しています。ご参考ください。

製品を販売した場合には、その対価として受取手形や売掛金が増加します。モノ・サービスの製造(または仕入)を販売した成果として受け取るものであり、受取手形や売掛金は将来の現金流入をもたらすので、資産計上されます。

【関連記事】
棚卸資産は「会計入門その6~ 棚卸資産」で解説しています。よろしければご参考ください。また、棚卸資産の仕訳処理(工業簿記)は「原価計算入門~簿記資格の学習を支援」で解説しています。よろしければ併せてご利用ください。

また、商業簿記の仕訳処理については、「商業簿記入門~2級、3級の資格学習を支援」の各ページで解説しています。こちらもよろしければ併せてご利用ください。

・3分法(3級):その47~3分法による商品売買取引の仕訳処理
・商品有高帳(3級):その50~商品有高帳と先入先出法、移動平均法
・商品有高帳(2級):その53~商品有高帳の総平均法による記帳と棚卸減耗、商品評価損


資産の取得と使用(投資有価証券や子会社株式などを除く固定資産)

固定資産についても取得時には取得原価主義に基づいて支払ったキャッシュで計上します。

また、有形固定資産及び無形固定資産の各科目は、取得した後に減価償却手続きを経て、その使用に応じて段階的に資産が減少していきます。

ただし、棚卸資産と違うのは、どれだけ売上利益の稼得に貢献したのか把握することが難しいということです。棚卸資産の場合はモノやサービスが1個販売されれば、その1個を作るのにかかったお金が売上利益に貢献した、ということになり把握しやすい。売上とその売上に貢献する棚卸資産が1:1で対応しているということで、会計用語で個別対応とか直接的対応といいます。

一方で有形固定資産や無形固定資産は、売上1個に対して1個ではなく、使用する期間に渡る売上全体に対して1個の固定資産が売上に貢献するという関係です。これを期間対応とか間接的対応といいます。

このような性質から、時の経過に応じて、一定のルールで売上利益の稼得に貢献する金額を仮定的に算定するという減価償却という考えが生まれたわけです。ただし土地などは時の経過に応じて使用分を算定するという減価償却の考えにそぐわないため、減価償却の対象外となっています。

【関連記事】
固定資産や減価償却については「会計入門その8~ 固定資産の区分」「会計入門その9~固定資産の資産計上と減価償却」「会計入門その10~固定資産と時価主義」で解説しています。ご参考ください。

また、商業簿記の仕訳処理については、「商業簿記入門~2級、3級の資格学習を支援」の各ページで解説しています。こちらもよろしければ併せてご利用ください。

・取得:その54~有形固定資産の取得と仕訳処理
・売却:その55~有形固定資産の売却と仕訳処理
・減価償却(3級):その56~有形固定資産の減価償却と仕訳処理
・減価償却(2級):その61~有形固定資産の減価償却(定率法と生産高比例法)


決算時の資産評価

主に決算時の資産計上を評価といいます。決算時の資産評価についても、①換金価値があるから ②売上利益の稼得に貢献するから という2つの理由で多くの科目は説明することができます。

【換金価値があるという視点から】
上の表でいうと、すなわち「受取手形」「売掛金」「有価証券」「投資有価証券のうち、債券(1年超満期)」などが該当します。

これらの科目の特徴は、「ほぼお金」ということです。売買マーケットが存在する「有価証券」や「債券」はイメージできると思います。また、取引先と契約締結した上でモノ・サービスを販売した対価である「受取手形」や「売掛金」も貸し倒れの可能性はありますがほぼ現金化できる。

また、それぞれの取得した目的も、「事業活動の成果として販売代金を回収する」や「資産運用のため(=有価証券の売買目的、債券の満期保有目的)」など、換金することに直結した目的になっています。

このような科目は現金に近い科目ということで換金価値があるという視点で考えればいいことになります。

では決算時にはどのように計上するかというと、「会計入門その4~資産と負債、純資産の関係」で解説した資産の説明の通り、「将来現金として入金される金額」で評価することになります(前払費用は既に支払った対価に対応する、将来享受するサービスで評価します)。

具体的には、有価証券や投資有価証券(売買目的の有価証券と満期保有目的の債券)であれば、前回、会計入門その10~固定資産と時価主義で説明した通り、決算時の時価で評価します。また、受取手形や売掛金は、貸し倒れの可能性があるので、その可能性を考慮した貸倒の見積額を債権金額から控除します。この貸倒の見積額を貸倒引当金といいます。

【関連記事】
貸倒引当金は、会計入門その12~貸倒引当金にて解説していますのでご参考ください。

仕訳処理については、「商業簿記入門~2級、3級の資格学習を支援」の各ページで解説しています。こちらもよろしければ併せてご利用ください。

・貸倒引当金(3級):その40~貸倒引当金と貸倒損失の仕訳処理
・貸倒引当金(2級):その41~貸倒引当金の個別評価と一括評価、B/S,P/L表示


【売上利益の稼得に貢献するという視点から】
上の表でいうと「棚卸資産」「有形固定資産」「無形固定資産」が該当します。

【棚卸資産】
まず棚卸資産のうち製品ですが、モノ・サービスを販売する前に存在する科目です。販売してお金として回収されるまで時間がかかりますので、お金として回収できるかどうか分かりません。

すぐに現金化できるわけではないため、「ほぼお金」とは言えません。従って、「換金価値があるから」といった根拠で決算時の時価で資産評価を行うことはふさわしくありません。。

例えば、1本作るのに4千円かかったズボンの在庫が10本あって、1本5千円で販売する予定とします。

しかし、現時点では販売しておらず、必ず売れるかどうかは分かりません。従って、決算時の時価は1本5千円ではなく、あくまでも4千円です。お客に販売することができた瞬間、時価が5千円になり、製品勘定を4千円減少させ、売掛金や受取手形(レジで直接販売であれば現金預金)を5千円計上する、といったイメージです。

また、製品以外の棚卸資産については、直接販売することは目的としておらず、製品を作りだすために取得します。従って、製品と同様に「換金価値があるから」といった根拠で決算時の時価で資産評価を行うにはふさわしくありません。

以上から、棚卸資産については決算時に時価で評価することはしません。棚卸資産は原則として、取得原価で評価します。

【有形固定資産、無形固定資産】
次に有形固定資産、無形固定資産ですが、これらを取得する目的は、間接的に売上利益の稼得に貢献するためです。

例えば、本社ビルを購入する目的は会社の事業に役立てるためです。売却することが目的ではありません。

従って、「換金価値があるから」といった根拠で決算時の時価で資産計上を行うにはふさわしくありません。資産計上は取得原価に基づいて評価することになります。

一方で、売上利益の稼得に貢献するように有形固定資産、無形固定資産を使用するのであれば、売上利益の稼得に貢献した部分は、資産から減少させて費用(=売上原価や販売費及び一般管理費)に計上していく必要があります。

しかし、有形固定資産や無形固定資産は間接的に売上利益の稼得に貢献する性質であるため、製品のように1つ1つで、どれだけ資産が減少したか(費用として計上するか)を把握することができません。

そこで、上述の通り、減価償却という考えで、費用計上し、同額を有形固定資産、無形固定資産から減少することになります。

以上から、有形固定資産や無形固定資産は決算時(月次含む)に、取得原価から減価償却の累計額を控除して評価することになります。

減損会計

棚卸資産や有形固定資産、無形固定資産の決算時の評価については、「原則として」上述の通りです。

ただし、減損(げんそん)という考えに基づいて、上述以上に、追加して資産を減少(=費用計上)させる場合があります。

例えば、先ほどの製品(ズボン)の例で、ズボンが1本5千円ではなく、3千円でしか販売できなさそうだという場合にはどうなると思いますか?

結論から述べると、この場合には、決算時には1本3千円で評価しなければなりません。

会社側からすると不公平な処理にも考えられるのですが、企業会計原則という会計基準には保守主義の原則という考え方が存在します。企業会計は、予測される将来の危険に備えて慎重な判断に基づく会計処理を行わなければならないのです。

この処理を、棚卸資産では簿価の切り下げといいます。

同様に有形固定資産と無形固定資産でも、減損処理というものがあり、減損処理するかどうかを検討する手続を減損会計といいます。

有形固定資産や無形固定資産は、上述の通り、売上と期間対応であり1:1では対応しません。また、建物などは何十年も使用する場合がありますので、将来、何十年分の売上から生じるお金(キャッシュフローといいます)を合計したものと有形固定資産や無形固定資産の取得購入額などとを比較して検討するという手続を行います(単純化して説明していますが、実際には詳細なルールが規定されています)。


戻る | 次へ





記事一覧


  • 1.概要
    その 1~はじめに(必ずお読み下さい)
    その2~ なぜ決算書を作成するのか?

  • 2.貸借対照表
    その3~ 貸借対照表の見方
    その4~ 資産と負債、純資産の関係

  • 3.資産の部
    その5~ 資産の区分、受取手形と売掛金、有価証券
    その6~ 棚卸資産
    その7~ 未収入金と経過勘定
    その8~ 固定資産の区分
    その9~ 減価償却と資産計上
    その10~ 固定資産と時価主義
    その11~ 固定資産と減損会計
    その12~ 貸倒引当金

  • 4.負債の部
    その13~ 負債の区分 支払手形と買掛金、短期借入金
    その14~ 未払金と経過勘定
    その15~ 未払法人税等と預り金
    その16~ リース債務と退職給付引当金

  • 5.純資産の部
    その17~ 純資産とは
    その18~ 資本金と資本準備金
    その19~ 資本取引・損益取引区分の原則
    その20~ 貸借対照表の分析

  • 6.損益計算書
    その21~ 損益計算書とは
    その22~ 売上高と実現主義
    その23~ 売上原価と費用収益対応の原則
    その24~ 売上総利益と粗利率・原価率
    その25~ 販売費及び一般管理費
    その26~ 営業利益・営業利益率
    その27~ 営業外収益・費用と経常利益
    その28~ 特別損益と当期純利益その他

  • 7.財務分析
    その29~ 財務指標
    その30~ B/SとP/Lの財務分析


  • 【運営者情報・免責事項】



    関連リンク

    商業簿記入門
    ~2級、3級の資格学習を支援

    サイト管理者の経験も交えて実務的な視点で解説。「実務に役立つシリーズ」第3弾!!

    原価計算入門
    ~簿記資格の学習を支援

    衣服メーカーを例に分かりやすく解説。「実務に役立つシリーズ」第2弾!!

    会計ヘッジ
    将来リスクを回避するためのサイト

    会計、簿記、経理、税務、起業など、トピックやトレンドも含め、様々な情報を配信

    個人事業主の開業手続に必要な書類(所得税、社会保険、消費税など)

    個人事業主として開業するためには、法人ほど厳格な手続きは必要ありません。しかし、税務や社会保険に関する所定の手続きは存在します。ビジネスの最初のステップであり、誰もが・・・

    個人事業主が開業前支出を必要経費として所得税確定申告する方法(範囲と仕訳)

    個人事業主として事業を開始するためには開業手続きを行う必要があります。具体的には開業届けを税務署に届け出ることで事業開始の日付を定めます。しかし、開業する前の準備のために・・・

    個人事業主とフリーランスの納税地の選び方と引っ越し時の手続き

    個人事業主やフリーランスは毎年、所得税の確定申告を行いますが、その際に提出先となる所轄の税務署を決めるのが「納税地」です。ここでは、納税地の選び方と・・・

    商業簿記入門その31~手形の種類と取り扱い(3級)

    手形とは、手形法に基づいて発行される有価証券をいいます。商品の仕入れや販売時の代金支払、受取の手段として、現金預金、小切手・・・

    商業簿記入門その32~受取手形と支払手形の仕訳処理(3級)

    約束手形や為替手形といった種類に関係なく、商品販売の代金として受け取った手形を受取手形といい、商品仕入れの代金として・・・

    商業簿記入門その33~手形の裏書譲渡の取り扱いと仕訳処理(3級)

    手形の裏書譲渡とは、受け取った手形を支払期日まで保有せず、他の会社・人に譲渡する(譲り渡す)行為をいいます。手形の裏書譲渡・・・

    商業簿記入門その34~手形の割引の取り扱いと仕訳処理(3級)

    手形の割引(わりびき)とは、受け取った手形の支払期日が到来する前に、銀行などの金融機関に手形を持ち込んで換金・・・

    商業簿記入門その35~受取手形記入帳と支払手形記入帳(3級)

    受取手形と支払手形の取引内容を把握したい場合には、取引を記入した帳簿を見れば分かります。【記帳の流れ】取引→①仕訳帳(または伝票)・・・

    商業簿記入門その36~手形貸付金と手形借入金の仕訳処理(3級)

    手形貸付金や手形借入金を説明する前に商業手形と金融手形について説明します。通常手形とは、商品の販売や仕入の際に代金を回収・・・

    原価計算入門その38~標準原価計算(予算差異、操業度差異、能率差異)

    【標準原価計算(原価差額、差異分析)】【設例】衣服メーカーは、ズボンを生産しており、原価低減を目的として原価管理を行うことから、原価計算方法は標準原価計算を採用している。・・・

    原価計算入門その39~標準原価計算(シングルプランとパーシャルプラン)

    【標準原価計算(記帳方法:シングルプランとパーシャルプラン)】設例を用いて解説します。【設例】衣服メーカーは、ズボンを生産しており、原価低減を目的として原価管理を行うことから、・・・

    原価計算入門その40~標準原価計算(原価差異の会計処理、まとめ)

    【標準原価計算(原価差異の会計処理、まとめ)】ここまでで標準原価の原価差異について解説してきました。具体的には次の通り。1.原価差異の分析①直接材料費と直接労務費→・・・

    原価計算入門その41~CVP分析(損益分岐図表と損益分岐分析)

    今回は、CVP分析について解説します。CVP分析とはCost-Volume-Profit Analysisすなわち、「損益分岐点の分析」のことをいいます。主に利益計画を立てる際に利用されます。・・・

    会計入門その12~貸倒引当金

    引当金引当金とは、企業会計原則に次のように定義されています。将来の特定の費用又は損失であって、その発生が当期以前の事象に起因し、発生の可能性・・・

    会計入門その13~負債の区分 支払手形と買掛金、短期借入金

    負債とはまずは復習。負債:将来、支払いとして出金がありそうなお金や提供するサービス(義務)がどれだけあるのか。資産とは逆です。・・・

    会計入門その14~未払金と経過勘定

    未払金未払金は、未収入金の逆です。すなわち、モノの購入や、サービスの提供は受けたけど、後でお金を支払う場合に使用する科目です。代表的な取引としては・・・

    会計入門その15~未払法人税等と預り金

    未払法人税等科目名から分かる通り、未だ納付していない法人税等です。【税金の種類と科目の関係】会社が納める税金をまとめてみました。・・・

    会計入門その16~リース債務と退職給付引当金

    リース債務リース債務とは、簡単に説明すると、リース会社からコピー機や車などリース資産を借りた時に負債に計上する、将来、支払うお金の残・・・

    会計入門その17~純資産とは(出資や株主、株式について)

    純資産とはまずは復習から。純資産:お金をどれだけ出資者(株主)から預かっており、そのお金でビジネス活動を通じてどれだけ儲かったか。会社はビジネス活動を行う・・・

    会計入門その18~資本金と資本準備金

    会社のビジネス活動の流れそれでは株式会社のビジネス活動について、会社を設立したところから貸借対照表を見ていきましょう。【会社の設立】始めに・・・

    会計入門その19~資本取引・損益取引区分の原則

    利益準備金利益準備金とは、その名の通り「利益の準備金」すなわち儲けに対する準備金をいいます。以下、分かりやすく説明します。会社に儲けが出たので、・・・

    会計入門その20~貸借対照表の分析

    貸借対照表の分析のポイントこれまで、貸借対照表の科目を中心に説明してきました。これで貸借対照表について大体は理解できるようになったと思い・・・

    会計入門その21~損益計算書とは

    損益計算書とは損益計算書とは簡単にいうと次の通りです。会社が、ある期間中にどれだけ儲けたかが分かる資料貸借対照表の「繰越利益剰余金」では・・・

    会計入門その22~売上高と実現主義

    売上高について会社の事業で取り扱っているモノやサービスが販売されれば、売上高として損益計算書に計上されます。始めに、いつ売上高を計上するのか・・・

    会計入門その23~売上原価と費用収益対応の原則

    売上原価について今回は、まず売上原価について説明します。売上原価は費用です。モノやサービスを作るのにかかったお金や、販売するモノや・・・

    会計入門その24~売上総利益と粗利率・原価率

    売上総利益売上総利益(うりあげそうりえき)は名前の通り、利益(金額がマイナスの場合には損失)を表す科目です。売上高から、売上原価を差し引いた金額をいいます・・・

    会計入門その25~販売費及び一般管理費

    販売費及び一般管理費とは販売費及び一般管理費(はんばいひおよびいっぱんかんりひ)は、売上総利益の次に表示される区分で、販売関連や管理関連・・・

    会計入門その26~営業利益・営業利益率

    営業利益営業利益(えいぎょうりえき)は、販売費及び一般管理費の次に表示される利益の区分です。営業利益の計算式は次の通りです。営業利益=・・・