買入部品費と仕訳

買入部品費と仕訳を解説します。
買入部品費とは
買入部品費とは、材料費の1つです。買い入れた部品をいいます。
引用元:原価計算基準
「材料費とは、物品の消費によって生ずる原価をいい、おおむね次のように細分する。
1 素材費(又は原料費)
2 買入部品費(以下、省略)」
その他の材料費には、素材費や補助材料費などが存在します。
直接材料費
買入部品費は費目別計算において直接材料費として処理します。
在庫管理
買入部品費は重要度に応じて、継続記録法で払い出しを記帳し、棚卸計算法の併用で実地棚卸を行います。
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仕訳
材料は全て材料勘定で仕訳するのが一般的です。しかし原価要素別に記帳する場合には部品勘定など適切な勘定科目で仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
購入 | 部品 | ××× | 買掛金など | ××× |
消費 | 仕掛品 | ××× | 部品 | ××× |
別の勘定科目を使用する場合もあります。
仕訳例
- 1.買入部品10を掛けで購入した。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 部品 | 10 | 買掛金 | 10 |