経費とは|分類と仕訳

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記事最終更新日:2021年12月8日
記事公開日:2016年11月7日

経費の分類と仕訳を解説します。

経費とは

経費とは費目別計算の原価要素のうち、材料費と労務費以外をいいます。

費目別計算と分類

経費の分類は次の通り。

項目直接or間接
外注加工賃直接経費
特許権使用料
福利施設負担額間接経費
厚生費
減価償却費
賃借料
保険料
修繕料
電力料
ガス代
水道料
租税公課
旅費交通費
通信費
保管料
棚卸減耗費
雑費

直接経費と間接経費

製品との関係から直接費と間接費とに分類し、それぞれ異なる原価計算の手法を適用します。

原価の種類

直接経費は実際原価、間接経費は製造間接費として予定配賦額などで記帳します。

経費の計算

時間の経過に伴い発生する役務が多く、この場合には月の消費量に基づいて計算します。

販売費及び一般管理費との違い

販売費及び一般管理費の科目と同じ費目が多いですが、一般的には、工場で発生し製造に関連する費用は経費として製造原価に含め、本社で発生した場合など製造に関連しない費用は販売費及び一般管理費として計上します。

勘定科目

例示すると次の通り。

・減価償却費 ・減価償却累計額 ・水道光熱費 ・棚卸減耗費 ・外注加工費 ・保険料 ・仕掛品 ・製造間接費

直接経費

代表的な直接経費として外注加工賃と特許権使用料があります。

仕訳

減価償却費を例にすると次の通り。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
減価償却(月割計上)減価償却費×××減価償却累計額×××
費目の振替製造間接費×××減価償却費×××
1行で仕訳する場合製造間接費×××減価償却累計額×××

別の勘定科目を使用する場合もあります。

勘定連絡図

一般的な場合の経費と他勘定との関係を把握できます。

仕訳例

  • 1.工場で減価償却費10を計上する。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1製造間接費10減価償却累計額10

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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