予定配賦と仕訳|計算方法

成長グラフとペン

記事最終更新日:2021年11月5日
記事公開日:2016年11月10日

予定配賦の仕訳と計算方法を解説します。

製造間接費の予定配賦とは

予定配賦とは、予め設定した予算と操業度から製造間接費の配賦額を計算することをいいます。

実際配賦

実際配賦とは、実際の配賦率を用いて製造間接費の配賦額を計算することをいいます。

原価差異

原価差異とは、予定配賦額と実際配賦額との差額をいいます。

予定配賦のメリット

製造間接費の実際発生額と予定配賦額との原価差異分析を行えるので、原価管理に役立ちます。

原価計算実務においても、予め設定した予定配賦率に基づき計算できるため、毎月の実際配賦率の計算を待つことなく効率的に作業を進められます。

配賦率と配賦額の計算方法

次の通り。

項目配賦率の計算配賦額の計算
実際配賦実際製造間接費÷ 実際操業度実際配賦率 × 実際操業度
予定配賦予算製造間接費÷ 基準操業度予定配賦率 × 実際操業度

材料副費

材料副費も予定配賦率による方法で計算できます。

配賦額の仕訳

製造間接費勘定から仕掛品勘定へ振り替えます。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
配賦額の計上仕掛品×××製造間接費×××

別の勘定科目を使用する場合もあります。

勘定連絡図

一般的な場合の製造間接費と他勘定との関係を把握できます。

仕訳例

  • 1.製造間接費の予定配賦額100を計上する。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1仕掛品100製造間接費100

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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