原価計算入門その28~個別原価計算(まとめ)

作成日:2016年11月19日 更新日:2018年5月25日

前回に引き続き、製品別計算について解説します。

製品別計算とは、原価要素を一定の製品単位に集計し,単位製品の製造原価を算定する手続をいい,原価計算における第3次の計算段階になります。

下記に学習上のポイントを参考に記載しました。ご利用ください。

※この「原価計算入門」のサイトでは、2級レベルの工業簿記を、衣服メーカーを例として毎回解説しています。

【学習のポイント】

0.製品別計算の分類
1.個別原価計算
 ①概要と流れ
 ②仕損費の計算
2.単純総合原価計算
3.等級別総合原価計算
4.組別総合原価計算
5.工程別総合原価計算


【製品別計算(個別原価計算)】

前回で個別原価計算の解説が終了しました。今回はまとめを掲載します。

【個別原価計算のまとめ】

個別原価計算の流れ

項目説明
注文(受注)お客から注文の都度、製造指図書を発行し、製造指図書毎に
原価を集計する。
原価集計直接費費目別計算後、製造指図書に賦課する。
(製造)間接費費目別計算後、部門別計算を行い製造部門に
部門費を集計した後に、原則として予定配賦率を
用いて各製造指図書に配賦する。
仕損の取扱補修指図書を発行し、仕損の補修にかかる原価を集計する。
(正常な仕損)仕損が発生した製造指図書に賦課する。
(異常な仕損)非原価項目として取り扱い、製造指図書には賦課しない。

原価計算表

項目#101#102#103
直接材料費
直接労務費
製造間接費
製造原価
備考


【終わりに】

個別原価計算の解説が終了しました。
次回から単純総合原価計算を解説します。


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