試験前の確認事項
・本プログラムは日商簿記3級の本試験(ネット試験)を模擬的に体験できるようPDCA会計が独自に開発・作問し無料公開するものです。
<本プログラムの目的>
・有名簿記スクールや他のWEBサイトが公開するネット試験の模擬問題と併せて利用頂くことで、ネット試験独特の操作体験が本試験前に十分に得られると思います。
※2025年4月10日現在、いくつかのサイトがネット試験の模擬問題を無料公開しており、PDCA会計の2回分と併せて10回分位は体験可能です。
<利用環境>
・本試験と同じくPC環境での利用を推奨します。PCを所有していない方は学校や図書館などでのPC利用をおススメします。
・本格的に取り組む場合には、事前に手許に電卓、A4サイズの計算用紙2枚とボールペンを用意した上で試験開始ボタンをクリックしてください。
※なお、本試験では電卓は持ち込み可、計算用紙とボールペンは持ち込み不可(会場が用意)となります。
<個人情報等の取扱い>
・本プログラムでは個人情報の入力は求めていません。PDCA会計が得点結果をはじめとする本模擬問題に関するあなたの情報を収集することはありません(ただしネットカフェなどでの利用の場合、ネットカフェの会員情報と関連付けて、PDCA会計とは関係ない第三者によってあなたの簿記学習に関する情報が収集される可能性があります。プライバシーを気にする場合にはご注意ください)。
<本模擬問題について>
・試験内容は日商簿記3級の本試験の類題となっています。
・所要時間60分。大問3つ。第1問:仕訳問題(15問)、第2問:帳簿・簿記用語に関する問題(2つの小問)、第3問:B/S、P/Lや決算整理残高試算表、精算表等に関する問題です。
・PC画面を見ながらプルダウンでは勘定科目等を選択し、空欄のテキストボックスには勘定科目等や金額を入力します。
<不正解となる場合>
・第1問の仕訳問題では1つの問題につき、同じ勘定科目は1つだけ使用できます。同じ問題内で複数回、同じ勘定科目を使用した場合は不正解とします。
・テキストボックスには必要な勘定科目等(の一部を含む)や金額のみを入力し、不要な値やスペースを入力しないでください(不正解になります)。
・金額の桁(カンマ)は自動入力されるため入力不要です(金額訂正のため再入力した場合、カンマの位置がズレる場合があります。そのままだと不正となるため、その場合は手入力で適宜カンマの位置を調整してください)。
<その他>
・本試験の操作と類似するよう設計していますが、全てを完全に再現しているわけではなく外観デザインを含め異なる点も存在します。その点はご留意ください。
・本問題の目的は「ネット試験の操作体験を得ること」を主な目的としています。問題の質自体は本試験のレベルや出題傾向に合わせて作問しているため本試験対策となりますが、量的には十分ではありません。本試験10回分以上の豊富な問題数を掲載したTACをはじめとする簿記スクールの本試験対策問題集などに取り組むことをおススメします。
↓試験開始ボタンを押すと模擬問題の掲載ページに移動し時間計測(60分)が始まります。リラックスしながら頑張ってください。
試験開始
第1問
下記の各取引について仕訳しなさい。ただし、勘定科目は、選択肢の中から最も適当と思われるものを選ぶこと。消費税は指示された問題のみ考慮すること。
1 |
1.商品¥283,000を売り上げ、代金のうち¥50,000は先に受け取った手付金と相殺し残額を掛けとした。なお、商品の送料¥8,000は当社負担となっており発送業者に現金で支払った。
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2 |
2..当社所有の営業事務所に対する固定資産税¥120,000を普通預金から納付した。
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3 |
3.決算にあたって、法人税等¥1,760,000を計上した。なお、当期中において¥500,000の中間納付を行っている。
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4 |
4.商品¥70,000を仕入れ、代金として商品の売り上げ時に受け取った共通商品券¥50,000を仕入先に送付し、残額を掛けとした。
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5 |
5.普通預金口座に銀行利息¥200の入金があった。
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6 |
6.先日の取締役会決議で決定した増資を行うため。発行価額を1株当たり¥10,000として100株を発行したところ、全株式の払い込みを受け、払込金は当座預金に振り込まれた。
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7 |
7.建物の改修を行ったところ、工事業者より代金¥10,000,000の請求書が届いた。代金は来月支払う。当該請求書の明細より資本的支出¥7,500,000と収益的支出¥2,500,000が認められ適切に処理した。
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8 |
8.期中の月末に現金実査を行ったところ、帳簿残高が実際有高より¥8,000少なかったので原因を調べた結果、文房具代¥1,500の記入漏れが判明したが残額は不明である。
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9 |
9.1個当たり¥1,100(税込み価格)の商品を10個仕入れ代金は掛けとした。消費税率10%の税抜き方式で処理する。
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10 |
10.当社取締役に対し、¥500,000を小切手を振り出して貸し付けた。
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11 |
11.駐車場として使用する土地の賃借料¥100,000が普通預金口座から引き落とされた。
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12 |
12.当期の決算手続きの結果、当期純利益¥350,000を計上した。
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13 |
13.従業員への給料の総額¥3,000,000から社会保険料¥170,000および源泉所得税¥230,000を控除した残額を普通預金口座より振り込んだ。
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14 |
14.前期に計上した売掛金¥240,000が貸し倒れとなった。なお、貸倒引当金の残高は¥160,000である。
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15. |
15.出張より戻った従業員より以下の報告書と領収書が提出された。なお、従業員には出発時に概算額¥35,000を仮払いしており、残額を現金で受け取った。
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第2問
(1) PDCA会計株式会社のX9年度(会計期間x9年4月1日からx10年3月31日までの1年)5月の取引を抜粋すると次のとおりである。各取引が、以下に示した表のうち、どの補助簿に記入されるか答えなさい。解答にあたっては、該当するすべての補助簿の欄のプルダウンの中から○印を選択し、該当する補助簿が1つも存在しない取引は、「該当なし」の欄の○印を選択すること。
3日 奈良商事株式会社より商品¥180,000を仕入れ代金は掛けとした。なお、商品の引取費用(送料)¥3,000を運送業者に現金で支払った。
12日 未使用の備品(X3年4月1日に取得 取得原価¥600,000 残存価額ゼロ 耐用年数8年)を¥150,000で売却した。なお、代金は来月普通預金口座に振り込まれる予定である。
18日 釧路商会株式会社に商品¥200,000を売り上げ、代金として同額の当社振り出しの小切手を受け取った。
25日 先月、広島物産株式会社に売り上げた商品に対する売掛金の代金¥250,000が当座預金に振り込まれた。
日付 | 現金出納帳 | 当座預金出納帳 | 商品有高帳 | 売掛金元帳 | 買掛金元帳 | 仕入帳 | 売上帳 | 固定資産台帳 | 該当なし |
3日 |
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12日 |
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18日 |
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25日 |
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(2) 熊本商会株式会社(決算日3月31日)における次の家賃支払いに関する取引にもとづいて、2つの勘定元帳(支払家賃勘定と前払家賃勘定)の各空欄にあてはまる適切な勘定科目または金額を答えなさい。1ヶ月分の家賃は今年度を通じて前年度からの変更はない。
勘定元帳名(?の部分)は推測すること。勘定科目はプルダウンの中から選択すること。勘定科目はこの設問の中で複数回使用してよい。
4/1 前期決算において関東営業所に対する当期の4月から6月までの前払家賃を計上したため、再振替仕訳を行った。1ヶ月分の家賃は¥150,000である。
7/1 関東営業所の向こう6ヶ月分の家賃を当座預金口座より振り込んだ。
11/1 中部営業所の向こう12ヶ月分の家賃を当座預金口座より振り込んだ。1ヶ月分の家賃は¥100,000である。
1/1 関東営業所の向こう6ヶ月分の家賃を当座預金口座より振り込んだ。
3/31 決算日を迎えた。前払費用を計上する。
第3問
次の(1)決算整理前残高試算表と(2)決算整理事項等にもとづいて、下の決算整理後残高試算表を完成しなさい。会計期間は、X9年4月1日からX10年3月31日までの1年間とする。
(1)
決算整理前残高試算表 |
X10年3月31日 |
215,000 | 現金 | |
45,000 | 小口現金 | |
1,500,000 | 普通預金 | |
3,000,000 | 当座預金 | |
200,000 | 受取手形 | |
500,000 | 売掛金 | |
180,000 | 繰越商品 | |
10,000,000 | 建物 | |
| 支払手形 | 150,000 |
| 買掛金 | 300,000 |
| 借入金 | 1,000,000 |
| 貸倒引当金 | 20,000 |
| 建物減価償却累計額 | 2,000,000 |
| 資本金 | 10,000,000 |
| 繰越利益剰余金 | 1,253,000 |
| 売上 | 14,000,000 |
10,000,000 | 仕入 | |
2,500,000 | 給料 | |
270,000 | 法定福利費 | |
150,000 | 通信費 | |
58,000 | 水道光熱費 | |
30,000 | 租税公課 | |
75,000 | 保険料 | |
28,723,000 | | 28,723,000 |
(2) 決算整理事項等
1.決算日前日に買掛金¥120,000を電子記録債務で支払うため、取引銀行を通じて当該債務の発生記録を行ったが未記帳であった。適切に処理する。
2.小口現金担当者より次の小口現金の使用報告がなされたが未処理であった。なお、小口現金の当該使用に対する補充は翌期首に行われた。
ICカードへのチャージ ¥4,000 切手購入 ¥1,000
3.受取手形および売掛金の期末残高合計に対して2%の貸倒引当金を差額補充法により設定する。
4.期末日現在、収入印紙¥2,000および切手¥1,000が未使用であるため適切に処理する。なお、当社では期中に収入印紙または切手を購入した際に費用処理する方法を採用している。
5.期末商品棚卸高は¥250,000である。
6.建物について、定額法(耐用年数50年、残存価額ゼロ)により減価償却を行う。
7.水道光熱費について¥3,000を未払計上する。
8.保険料のうち、¥2,000を未経過計上する。
9.借入金(年利率5% 借入期間12ヶ月)は3か月後の返済期日に借入日からの利息をまとめて支払う。当該利息について未払利息を計上する。
試験結果
お疲れさまでした。試験結果は次の通りです。
名称 | 第1回 簿記3級 模擬問題 |
試験形式 | ネット試験 |
試験会場 | PDCA会計 WEBサイト |
所要時間 | 60分 |
結果 | 第1問:点 第2問:点 第3問:点 合計:0点 |
・下の各問題のボタンをクリックするとあなたの選択・入力と解答・解説を見ることができます。
・結果を記録する場合にはスマートフォンでのカメラ撮影やPCのスクリーンショット、プリンターでの紙印刷などでご対応ください。
・試験終了ボタンをクリックすると選択・入力データは全て消去され最初の画面に戻ります。