銀行勘定調整表とは

銀行勘定調整表について解説します。

銀行勘定調整表とは

銀行勘定調整表(ぎんこうかんじょうちょうせいひょう)とは、主に当座預金の残高を分析するために作成する表であり、銀行が発行する残高証明書と会社が把握している帳簿残高が一致しない場合に、不一致の原因を分析するために作成する表をいいます。

調整事項(不一致の原因)

代表的な不一致の原因となる取引は次の通り。

原因原因内容
会社が調整する取引銀行連絡未達預金を増減させる取引のうち、銀行から通知がない取引
未渡小切手小切手を振出(作成)したが取引先に渡していない
誤記入誤って仕訳処理した取引
銀行が調整する取引時間外預入銀行の営業時間外に預け入れした。
未取付小切手取引先が銀行へ小切手を呈示していない。

種類

銀行勘定調整表の種類は次の通り。

  • ①銀行の残高証明書が正しいと仮定して調整する方法
  • ②会社の帳簿残高が正しいと仮定して調整する方法
  • ③両者の残高を調整して一致させる方法

銀行勘定調整表の例と修正仕訳

次の通り。

<銀行勘定調整表>

銀行勘定調整表
当座預金勘定残高(会社側)残高証明書残高(銀行側)
当座預金勘定残高1,650,000銀行の残高証明書残高1,450,000
(減算)買掛金支払い記帳漏れ150,000(加算)時間外預入50,000
1,500,0001,500,000

<決算整理仕訳>

No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1買掛金150,000当座預金150,000

調整のポイント

不一致の原因となる代表例を覚えておくこと。

銀行側と会社側どちらの修正事項になるかも併せて覚えておき、会社側について適切な仕訳を行えることです。

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