7-7 建設仮勘定
建設仮勘定とは
建設仮勘定とは、建設中や製造中、開発中の固定資産で、完成・引渡しの前に、代金の一部を支払うような場合に使用する勘定科目です。
建設仮勘定の仕訳
上記の場合には、「建設仮勘定(資産に属する勘定科目)」で仕訳します。
完成前の固定資産に対して、代金を支払った場合には、借方に「建設仮勘定」を記入します。
固定資産が完成し引き渡された場合には、借方に計上した「建設仮勘定」を固定資産の勘定科目に振り替えます。
両者に差額がある場合には、現金預金や未払金などの適切な勘定科目で貸方に記入します。
| 取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 固定資産完成前 の代金支払 | 建設仮勘定 | ××× | 現金預金など | ××× |
| 固定資産の 完成引き渡し | 建物、備品など | ××× | 建設仮勘定 | ××× |
| 現金預金など | ××× |
仕訳問題
- 1.A社は建設中の建物¥10,000,000について、代金の一部¥2,000,000を当座預金より支払った。
- 2.建設工事が完了し建物が引き渡された。残りの代金は来月支払うことになった。
| 取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 建設仮勘定 | 2,000,000 | 当座預金 | 2,000,000 |
| 2 | 建物 | 10,000,000 | 建設仮勘定 | 2,000,000 |
| 未払金 | 8,000,000 |
