11-2 消費税の還付

簿記3級では、基本の仕訳と税抜き処理を学習しました。

簿記2級では、還付の仕訳を学習します。

簿記3級で学習した仕訳(まとめ)

次の通り。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
商品仕入れ仕入×××現金預金、買掛金など×××
仮払消費税×××
商品販売現金預金、売掛金など×××売上×××
仮受消費税×××
消費税の確定仮受消費税×××仮払消費税×××
未払消費税
消費税の支払い未払消費税×××現金預金など×××

消費税額の確定と還付

決算時に、申告書を作成して消費税の金額を確定した場合には、「仮払消費税」と「仮受消費税」の残高をゼロにするように、それぞれの残高の反対側に記入します。

還付の場合には、「仮払消費税 > 仮受消費税」が成り立ちます。

両者の差額は、「未収還付消費税(資産に属する勘定科目)」を借方に記入します。

消費税の還付時には、「未収還付消費税」を貸方に記入し、借方に現金預金などの勘定科目を記入します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
消費税の確定仮受消費税×××仮払消費税×××
未収還付消費税×××
消費税の還付(戻り)現金預金など×××未収還付消費税×××

仕訳問題

次はA社の消費税に関する取引である。仕訳を示しなさい。消費税は10%とする。

No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1仕入100,000買掛金110,000
仮払消費税10,000
2売掛金165,000売上150,000
仮受消費税15,000
3仮受消費税10,000,000仮払消費税12,000,000
未収還付消費税2,000,000
4普通預金2,000,000未収還付消費税2,000,000
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仕訳問題(ランダム出題)

著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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