4-6 手形の更改

手形の更改とは

手形の更改とは、手形の満期日(支払期日)を延長することをいいます。

手形の更改を行った場合には、延長した期日を記入した新たな手形を振り出します。

期日延長に伴う利息が発生しますが、更改時に現金などで授受する場合と、新手形の額面金額に利息を含める場合とがあります。

手形の更改の仕訳

手形を更改した場合には、旧手形と新手形を交換する形になるため、受取人は貸方に「受取手形」を、旧手形の額面金額で記入し、借方に同じく「受取手形」を、新手形の額面金額で記入します。

利息を新手形の額面に含める場合には、上記と同じ仕訳を記入し、さらに貸方に「受取利息」を記入します。更改時に現金などで利息を受け取る場合には、借方と貸方には同額の「受取手形」を記入することになります。

支払人の場合には、借方に「支払手形」を旧手形の額面金額で記入し、貸方に同じく「支払手形」を新手形の額面金額で記入します。

利息の支払には、「支払利息」を使用します。

取引利息主体借方科目借方金額貸方科目貸方金額
手形更改現金等受取人受取手形×××受取手形×××
現金預金など×××受取利息×××
支払人支払手形×××支払手形×××
支払利息×××現金預金など×××
新手形に含める受取人受取手形×××受取手形×××
受取利息×××
支払人支払手形×××支払手形×××
支払利息××××××

仕訳問題

No主体借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1A社受取手形150,000受取手形150,000
現金5,000受取利息5,000
C社支払手形150,000支払手形150,000
支払利息5,000現金5,000
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仕訳問題(ランダム出題)

著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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著者プロフィール