同一IPアドレスによるSEO影響回避のためのサーバー移行

公開日:2024年12月30日

PDCA会計をご利用頂きありがとうございます。

数日前から「PDCA会計」と同一IPアドレスのWEBサーバー上で公開していた2サイト(須藤公認会計士事務所、Digital Life Note)を別のWEBサーバーに移行する作業を行っていましたが、本日、移行作業が完了しましたのでお知らせします。

サーバー移行の理由

「PDCA会計」を運営する須藤公認会計士事務所(須藤恵亮)は、次の3サイトを所有しています。

名称カテゴリドメイン
PDCA会計.com会計/簿記pdca-accounting.com
須藤公認会計士事務所士業suto-cpa.com
Digital Life NoteITrecommended-item.net

これらのサイトはコストや作業効率の面から、数年前から同一IPアドレス上のレンタルサーバー(IP分散なし)で公開してきました。SEOの影響も検討しましたが、当時は「E-A-T」の重要性がクローズアップされていたこともあり、重要ではないと考えていました。

しかし、今年4月からのWEBデザイン強化とともに、「SEO知識の再確認と最新情報のキャッチアップ」を行ってきた結果、先月11月に収集したインターネット情報(下記「関連情報」を参照)を読んだことがきっかけで、同一IPアドレスによる複数サイトの運営がSEOにマイナス影響を与える可能性があると考えるようになりました。

そこで、アクセス数の少ない年末年始にPDCA会計以外の2サイトを他のサーバーに移行した次第です。

具体的なSEOへの影響

ここ数年のSEOトレンドから次の3点を懸念しています。

1.専門性評価の低下

同一IPアドレス下の関連サイトとみなされた場合、簿記会計に特化したサイトとしての評価が相対的に低下する可能性があります。

2.低品質サイトによる価値の低下

現在は「PDCA会計」に注力しており、他の2サイトは未更新の状態が続いているため低品質なサイトとして評価されている可能性があります。1つ目の理由と同じく関連サイトとみなされた場合には、PDCA会計に負の影響を及ぼす可能性は低くないと考えます。

3.被リンクの価値の低下

他の2サイトからPDCA会計へ向けたリンクが外部でなく実質的に内部リンクとされてしまう可能性があります。DR重視と考えられる最近のSEOトレンドからはマイナスの影響と考えられます。

可能性と影響度

焦点は「同一IPアドレスのサーバーで運営する複数サイトは関連サイトとみなされるかどうか」です。当該条件が成り立つことを前提とすると上記の理由からSEO対策としてサーバー移転すべきとなります。

有用と思われる情報は下記の2つでした。どちらも有名なサイトであり信頼できるソースです。一方で他のSEO対策と異なり、本件に関する情報自体が少なく、さらに客観的な情報が見つかなかったことから、私にはSEOに与える影響可能性や度合いは不明です。

しかし、PDCA会計の過去数年間のPV変化とGoogle社のコアアッデート及びスパムアップデート(特に後者)の実行時期との関係から、考えられる原因の可能性の1つであったため、今回の行動に至っています。

今後の予定

数ヶ月から6ヶ月位の期間で検索順位やPVの変化を観察し、次の施策を検討する予定です。

今後ともPDCA会計をよろしくお願い申し上げます。

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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著者プロフィール

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