4-4 手形の割引
手形の割引とは
手形の割引とは、受け取った手形の満期日が到来する前に、銀行などの金融機関に手形を持ち込んで換金(お金に換えること)することをいいます。
「割引」とは、支払期日までの利息を差し引くことをいいます。
この利息を「割引料」といいます。
割引料の計算
割引料の計算式は次の通りです。
割引料 = 額面金額 × 割引率 ×(割引日数÷365)
額面金額とは、手形の金額のことです。
割引率は、手形によって異なり、金融機関が決めます。
割引日数とは、金融機関に手形を持ち込んだ日から、支払期日までの日数をいいます。
手形割引の仕訳
手形の割引を行った場合には、受け取った手形が減少するので、貸方に「受取手形」を記入します。
次に割引料ですが、「手形売却損(費用に属する勘定科目)」を借方に記入します。
最後に、受取手形と割引料の差額を代金として受け取るので、借方に当座預金などの勘定科目を記入します。
| 取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 手形の割引 | 当座預金など | ××× | 受取手形 | ××× |
| 手形売却損 | ××× |
仕訳問題
- 1.取引先から受け取った手形¥50,000を銀行に持ち込み、割引料¥2,000を差し引いた残額を当座預金に預け入れた。
| No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 当座預金 | 48,000 | 受取手形 | 50,000 |
| 手形売却損 | 2,000 |
