6-0 第6章の概要
本章では、「総合原価計算」について、解説します。
「個別原価計算」は注文の都度、生産するのに対して、「総合原価計算」は見込生産(大量生産)です。つまり、注文のあるなしに関係なく生産します。
本章の学習POINT
4種類の総合原価計算を学習します。「4種類も」と思うかもしれませんが、ほとんどの部分は共通していて、しかも総合原価計算は出題パターンがほとんど同じであるため、一度解けるようになれば、得点源になります。
総合原価計算の出題可能性も、他の論点と比較して高い傾向にあるので、優先度を高めて学習したい論点でもあります。
第1章では、総合原価計算について、あまり解説していません。
そこで、はじめに用語を解説した後に「ボックス図の描き方」を理解しながら、総合原価計算の解き方の流れを解説します。
次に、4種類の総合原価計算について、解説と例題を掲載します。
<学習POINT>
- ・ボックス図の描き方
- ・加工費の換算数量の計算
- ・先入先出法と平均法
- ・仕損費・減損費の計算と度外視法
- ・総合原価計算の種類別の解き方
<Check>総合原価計算の問題対策
- ・計算用紙にボックス図を描いて完成品原価と仕掛品原価を計算できること
- ・度外視法を理解して解けること
- ・等級別、組別、工程別総合原価計算の解き方を理解して計算できること
第1章で登場した<用語>、<Check>と図表を掲載します。
<用語>製品別計算
- ・製品別計算 = 製品の種類毎に製品一単位の原価を計算する第3次の原価計算手続き
<Check>製品別計算の手続き
- ・費目別計算と部門別計算で分類して集計した各原価を製品に配分すること
- ・原価計算の種類ごとに異なった計算方法で製品原価を計算
<用語>個別原価計算と総合原価計算
- ・個別原価計算 = 製品を大量生産ではなく、1注文毎に個別に受注生産する場合に適用する原価計算
- ・総合原価計算 = 製品を連続生産(大量生産)する場合に適用する原価計算
- →「単純」「等級別」「組別」「工程別」の4種類
