4-3 売掛金明細表と買掛金明細表

売掛金と買掛金もう1つの補助簿である、売掛金明細表と買掛金明細表の記帳方法を解説します。

売掛金明細表と買掛金明細表とは

売掛金明細表(うりかけきんめいさいひょう)買掛金明細表(かいかけきんめいさいひょう)とは、取引先ごとに売掛金や買掛金の残高を把握するための一覧表の役割を果たす補助簿をいいます。

記帳方法

売掛金明細表と買掛金明細表の具体例は次の通り。

売掛金明細表と買掛金明細表

この例では、取引先ごとに9月1日と9月30日のそれぞれの売掛金残高と買掛金残高を記帳しています。

各取引先の残高は、売掛金元帳と買掛金元帳の残高(または人名勘定の残高)と一致し、合計残高は総勘定元帳の売掛金勘定、買掛金勘定の残高に一致します。

\ SHARE /

著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

詳細はこちら↓
著者プロフィール

☆電子書籍の「0円キャンペーン」
日商簿記テキスト・問題集で実施中。X(旧twitter)で告知します。
「PDCA会計」をフォロー