8-3 仕入戻しと売上戻り

仕入戻しとは

仕入戻し(しいれもどし)とは、仕入れた商品の品違いや数量違いなどの理由で商品を返品することをいいます。

仕入戻しの仕訳

仕入を減少させ、現金預金などのお金の返金や買掛金などの債務を減少させる仕訳を記入します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
仕入れ戻し買掛金など×××仕入×××

取引の8要素

「仕入(費用に属する勘定科目)」は発生した時に借方に記入します。従って仕入を減少させる時には、「仕入」を貸方に記入します。

費用や収益の減少は取引の8要素に記載がありませんが、「発生をマイナスする」という意味合いです。

売上戻りとは

仕入れ戻しは、仕入れた者の立場から見た取引ですが、売上戻りは、同様のことを販売した者の立場から見た取引です。

売上戻り(うりあげもどり)とは、販売した商品が返品されて戻ってくることをいいます。

売上戻りの仕訳

売上を減少させ、現金預金などのお金の返金や売掛金などの債権を減少させる仕訳を記入します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
売上戻り売上×××売掛金など×××

取引の8要素

仕訳問題

No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1買掛金30,000仕入30,000
2売上50,000売掛金50,000

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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