14-4 増資と仕訳

新株発行(増資)の手続き

会社を設立した後に株式を発行する場合も、会社を設立した場合と同様に手続きを行い、仕訳します。

すなわち新株発行に関する取引については、設立時と同じく「資本金」と「当座預金」で仕訳します。

お金の払い込みがあった場合には、借方に「当座預金」を記入し、貸方に「資本金」を記入します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
新株発行(増資)当座預金×××資本金×××

取引の8要素

仕訳問題

No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1当座預金6,000,000資本金6,000,000

<解説>
払込金の計算:3,000株 × @2,000円 = 6,000,000円

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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