5-1 個別原価計算に登場する用語

<出題可能性・重要度>★★★★★

はじめに、第1章では解説しなかった用語を解説します。

製造指図書

製造指図書(せいぞうさしずしょ)とは、個別原価計算において、顧客からの注文内容を原価活動用にした書類をいいます。

製造指図書

「個別原価計算」とは、注文の都度、製造するオーダーメード生産です。従って、原価も製造指図書毎に集計します。

つまり、「製造指図書」の数だけ、製品の種類があるようなものです。

各「製造指図書」には、「#101」「#102」といった、それぞれ異なるNoが付され、このNo毎に、原価を集計します。

「製造指図書」のうち、後述する「仕損費」を集計させるために発行したものを、特に「補修指図書」といいます。

原価計算表

原価計算表とは、製造指図書別に原価を集計するための表をいいます。

原価計算表

「製造指図書」の内容を原価計算表に集計します。備考欄には、「完成日」や「月末時の状態(完成・仕掛)」などの情報を記入します。

仕損費

仕損(しそん)とは、製品を製造する過程で発生した失敗をいいます。

仕損に係る原価を「仕損費(しそんひ/しそんじひ)」といいます。

<用語>製造指図書・補修指図書・原価計算表・仕損費

  • ・製造指図書 = 個別原価計算において顧客からの注文内容を原価活動用にした書類
  • ・補修指図書 = 製造指図書のうち、仕損費を集計させるために発行したもの
  • ・原価計算表 = 製造指図書別に原価を集計するための表
  • ・仕損費 = 製品を製造する過程で発生した失敗に係る原価
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仕訳問題(ランダム出題)

著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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