リース債務と仕訳|開始と支払い取引を解説

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記事最終更新日:2021年12月13日
記事公開日:2021年9月23日

リース債務と仕訳を解説します。

リース債務と仕訳|開始と支払い取引を解説

目次

リース債務とは

リース債務とは、リース取引の対象物件のうち通常の売買取引に準じた会計処理によって計上した固定資産に対応する未払債務をいいます。

会計基準

リース取引は、リース取引に関する会計基準に基づき処理します。

負債計上

リース取引の対象物件のうちリース資産に該当するものについて資産計上するとともに、リース債務を負債計上します。

計上額はリース資産と同額です。原則としてリース料総額から利息相当額の合理的な見積額を控除する方法によって計算します。

リース料の支払い

支払ったリース料について利息相当額とリース債務とを計算して会計処理(利息計上とリース債務減少)します。

仕訳

リース債務勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
取引開始リース資産×××リース債務×××
リース料の支払リース債務×××現金預金×××
支払利息×××

仕訳例

  • 1.リース取引開始に伴いリース資産100を計上した。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1リース資産100リース債務100

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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