消費税の還付と仕訳

会計帳簿と電卓

記事最終更新日:2021年10月9日

消費税の還付と仕訳を解説します。

消費税の還付と仕訳

目次

消費税とは

消費税とは、モノの購入やサービスの消費に対して課される税金をいいます。

還付とは

還付とは、税金を多く支払ってしまったため、その分のお金が戻ってくることをいいます。

会計処理

仕入れなどに伴う仮払が売上に伴う仮受よりも大きい場合には還付になるため消費税の未収処理を行います。

仕訳

未収還付消費税勘定(資産に属する勘定科目)で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
確定仮受消費税×××仮払消費税×××
未収還付消費税×××
受取現金預金×××未収還付消費税×××

仕訳例

  • 1.決算整理仕訳として消費税の処理を行う。仮払120 仮受100。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1仮受消費税100仮払消費税120
未収還付消費税20

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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