売上と仕訳
記事最終更新日:2021年10月9日
記事公開日:2017年12月10日
売上と仕訳を解説します。
売上とは
売上とは、商品を販売した場合の収益(成果)をいいます。
請求書
商品を販売した会社は、後日、購入した会社宛に請求書を送付します。請求書には請求金額の合計とその内訳(明細)、消費税、振込先、支払期日などが記載してあります。
このうち商品自体の販売額が売上です。消費税は含めません。
債権
商品を販売した代金の受取には現金や預金以外にも売掛金や受取手形をはじめ様々な債権が存在します。
3分法
売上を仕訳する方法にはいくつかの種類が存在します。最も使用される方法が3分法です。
売上の仕訳
売上勘定で仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
商品の販売 | 売掛金など | ××× | 売上 | ××× |
仮受消費税 | ××× |
消費税と税抜き法
売上の仕訳に消費税計算が含まれる場合には、税抜き法という方法で仕訳します。
発送費
発送に伴う支出は発送費(販売費及び一般管理費)として処理します。
仕訳例
- 1.商品100(税抜き価格)を掛けで販売した。消費税は10%である。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 売掛金 | 110 | 売上 | 100 |
仮受消費税 | 10 |
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