所得税額控除とは(簿記2級)|仕訳方法とどのような取引があるのか解説

所得税額控除と仕訳方法を解説します。
法人税等とは
法人税等とは、法人税、住民税及び事業税のことをいいます。
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所得税額控除
会社など法人が受け取る利子、配当金などから控除される所得税を法人税額から控除することを所得税額控除といいます。法人は所得税を納付する立場にはありませんが、利子や配当金などは所得税として徴収されることから、このような税務処理を行います。
源泉所得税
給与や報酬、配当金などの支払者が、受取者に代わって納付する所得税を源泉所得税といいます。
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仕訳方法
源泉所得税は利子、配当金などの支払者が代わりに納付します。これは法人税の中間納付と同様の取引と考えられるため、仮払法人税等として処理します。
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対象取引
代表的な取引は受取利息や受取配当金です。給与の仕訳にも源泉所得税が登場しますが支払者側としての取引であるため、所得税額控除の対象ではありません。