所得税額控除とは(簿記2級)|仕訳方法とどのような取引があるのか解説

税務申告書

記事最終更新日:2021年12月13日
記事公開日:2021年10月9日

所得税額控除と仕訳方法を解説します。

所得税額控除とは(簿記2級)|仕訳方法とどのような取引があるのか解説

目次

法人税等とは

法人税等とは、法人税、住民税及び事業税のことをいいます。

所得税額控除

会社など法人が受け取る利子、配当金などから控除される所得税を法人税額から控除することを所得税額控除といいます。法人は所得税を納付する立場にはありませんが、利子や配当金などは所得税として徴収されることから、このような税務処理を行います。

源泉所得税

給与や報酬、配当金などの支払者が、受取者に代わって納付する所得税を源泉所得税といいます。

仕訳方法

源泉所得税は利子、配当金などの支払者が代わりに納付します。これは法人税の中間納付と同様の取引と考えられるため、仮払法人税等として処理します。

対象取引

代表的な取引は受取利息や受取配当金です。給与の仕訳にも源泉所得税が登場しますが支払者側としての取引であるため、所得税額控除の対象ではありません。

仕訳問題(簿記2級)

PDCA会計の電子書籍に掲載の仕訳問題を全問お試しできます。

PDCA会計 無料アプリのご案内

・日商簿記3級の最新試験範囲に対応
・基本の仕訳問題150問を掲載(全問無料)
・シンプル画面&分かりやすい操作
・アプリ初心者も安心。プライバシーに配慮。課金なし。アカウント登録なし。
・Google Playの厳しい審査を通過

PDCA会計 電子書籍のご案内

日商簿記2級に準拠したスマホで読みやすい標準的なテキストと問題集。試験範囲の改定の都度、改訂版を発売しています。

商業簿記2級の記事

サイト内検索

著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

詳細はこちら↓
著者プロフィール

☆電子書籍の「0円キャンペーン」
日商簿記テキスト・問題集で実施中。X(旧twitter)で告知します。
「PDCA会計」をフォロー

簿記3級テキスト(PDCA会計の電子書籍)