受取配当金と仕訳

ビジネスマンと紙幣

記事最終更新日:2021年10月17日
記事公開日:2021年10月8日

受取配当金と仕訳について解説します。

受取配当金とは

受取配当金」とは、株式の所有に伴い権利を得た配当金の受け取り収入をいいます。

売買目的有価証券やその他有価証券などで取引が発生します。

源泉所得税

会社は配当金額から源泉所得税を控除した残額を受け取ります。

所得税額控除

受取配当金から控除された源泉所得税は法人税額から控除できます。これを所得税額控除といい、仮払法人税等で処理します。

配当金領収証

配当金領収証は現金の範囲に含まれるため、受け取った場合には現金として処理します。

受取配当金の仕訳

受取配当金(収益に属する勘定科目)」で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
受け取り現金預金、未収入金×××受取配当金×××
仮払法人税等×××

仕訳例

  • 1.配当金領収証10(源泉所得税2控除前の総額)を受け取った。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1現金8受取配当金10
仮払法人税等2
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