電子記録債権売却損と仕訳

電子記録債権損と仕訳を解説します。
電子記録債権売却損とは
電子記録債権売却損とは、電子記録債権を金融機関に売却した場合に発生する手数料をいいます。
同様の論点として債権売却損や手形売却損があります。
電子記録債権売却損の性格
金利の性格を有します。受取手形の割り引きの割引料と同じです。
仕訳
電子記録債権売却損勘定(費用に属する勘定科目)で仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
債権譲渡(売却) | 当座預金など | ××× | 電子記録債権 | ××× |
電子記録債権売却損 | ××× |
仕訳例
- 1.電子記録債権100を売却し、手数料5が差し引かれ当座預金に振り込まれた。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 当座預金 | 95 | 電子記録債権 | 100 |
電子記録債権売却損 | 5 |