連結会計とは

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記事最終更新日:2021年10月19日
記事公開日:2018年4月29日

連結会計とは何かについて解説します。

連結会計とは

連結会計とは、親会社と子会社などからなる企業集団を1つの会社とみなして、連結財務諸表を作成するための会計手続きをいいます。

目的

外部の利害関係者に対して、親会社を中心とする企業集団の財政状態、経営成績、及びキャッシュフローの状況を報告することです。

特徴

親会社や子会社を企業集団とし、企業集団間の取引を内部取引として消去することです。

親会社と子会社

ある会社が他の会社を実質的に支配している場合に、支配する側の会社を「親会社」、支配される側の会社を「子会社」といいます。

支配力基準

支配力基準とは、子会社かどうかの判定基準です。形式ではなく実質的に支配しているかどうかによって判定することを意味します。

連結財務諸表

連結財務諸表とは、企業集団の財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況を報告するための書類をいいます。

連結決算手続き

親会社と各子会社の個別財務諸表を合算します。そして企業集団間の内部取引や連結決算固有の仕訳を行った後に連結精算表を作成します。

この連結精算表から連結財務諸表を作成します。

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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