15-11 連結精算表
前回まで、連結修正仕訳の取引を解説してきました。
今回は、連結決算に必要不可欠である、連結精算表を解説します。
連結精算表とは
連結精算表とは、個別財務諸表に連結修正仕訳を反映させて、連結財務諸表を作成するまでの金額や仕訳の検証を行うために、作成する表をいいます。
連結精算表の作り方
はじめに、連結精算表の例を掲載します。

このように、個別財務諸表の部分は、親会社B/S、P/Lと子会社B/S、P/Lのそれぞれ残高を記入し、次に連結修正仕訳を記入します。
連結修正仕訳の欄には、借方と貸方毎に金額を記入します。
そして、以上の合計金額について、連結財務諸表(連結貸借対照表、連結損益計算書)の金額を記入します。今回の例では、借方と貸方を集計し、残高ベースで記入しています。
最後に、合計額が貸借で一致していることを確認します。
<参考>連結修正仕訳部分の解き方
連結修正仕訳について、複数の取引が存在する場合には、それぞれの取引別に欄を分けて、作成すると分かりやすくなります。
例として、資本連結(支配獲得時と支配獲得後)と商品の販売仕入れ(ダウンストリーム)の連結修正仕訳部分を、抜粋したものを下に掲載します。

問題を解く際には、最初のうちは、このような表を、より簡易的になるよう工夫して、メモ用紙に書きながら解くと、理解が進みます。
まとめ
今回は、連結精算表を解説しました。
次に、連結会計の最後の論点として、連結財務諸表を解説します。
