国庫補助金と仕訳

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記事公開日:2021年9月12日

国庫補助金と仕訳を解説します。

国庫補助金とは

国庫補助金とは、国が特定の施策を奨励するために地方公共団体に交付する給付金をいいます。会計や税務では「国庫補助金」を意味し、国や地方公共団体から受給する補助金を広く指して使用することがあります。

似た用語として工事負担金があります。

圧縮記帳

圧縮記帳とは、国やサービス利用者から受贈した国庫補助金等や工事負担金の対象である資産の取得原価を減額する会計処理をいいます。

国庫補助金の仕訳

国庫補助金受贈益勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
補助金の受取現金預金など×××国庫補助金受贈益×××

仕訳例

  • 1.国より補助金10を受け取り当座預金に預けた。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1当座預金10国庫補助金受贈益10

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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