生産高比例法と計算方法

電卓とPCを使って計算するビジネスマン

記事公開日:2021年9月15日

生産高比例法と計算方法を解説します。

生産高比例法とは

生産高比例法とは、減価償却費の計算方法の1つです。有形固定資産は使用割合に応じて費消する、という仮定に基づいて減価償却費を計算し費用計上します。

 

他にも定額法や定率法などの方法があります。

適用対象

鉱業用設備、自動車や航空機のように産出量や使用量が物理的に把握できるような固定資産に対して適用できます。

計算方法

次の通り。

減耗償却との違い

減耗償却とは山林やレアメタルなどの埋蔵資源といった減耗性資産に対して適用します。採取に従って枯渇する点や、資産全体をもって用役に供するのではなく、採掘した部分が製品化され、販売に対応して個別に原価計上する性格を有する点から、減耗償却は減価償却とは異なります。

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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