生産高比例法と計算方法

生産高比例法と計算方法を解説します。
生産高比例法とは
生産高比例法とは、減価償却費の計算方法の1つです。有形固定資産は使用割合に応じて費消する、という仮定に基づいて減価償却費を計算し費用計上します。
他にも定額法や定率法などの方法があります。
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適用対象
鉱業用設備、自動車や航空機のように産出量や使用量が物理的に把握できるような固定資産に対して適用できます。
計算方法
次の通り。
生産高比例法の計算方法
- 減価償却費 = ( 取得原価 - 残存価額 ) × 当期利用量 ÷ 耐用年数の期間に属する総利用可能量
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減耗償却との違い
減耗償却とは山林やレアメタルなどの埋蔵資源といった減耗性資産に対して適用します。採取に従って枯渇する点や、資産全体をもって用役に供するのではなく、採掘した部分が製品化され、販売に対応して個別に原価計上する性格を有する点から、減耗償却は減価償却とは異なります。