製品と仕訳

机上のPCとグラフ

製品と仕訳を解説します。

製品とは

製品とは、製造活動の成果としての完成品をいいます。

原価計算では製品別計算にて製品毎の原価を集計します。

個別原価計算

個別原価計算では、オーダーメイドの製品を受注単位で製造します。

総合原価計算

総合原価計算では、大量消費するような製品を製造します。

完成品原価の振り替え

製品の会計処理ですが、製造過程において完成品に係る原価は仕掛品から完成品へ振り替えます。

製品の販売

製品を販売した場合には、商品と同じく3分法などの方法で処理します。

仕訳

製品勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
完成品への振替製品×××仕掛品×××

勘定連絡図

一般的な場合の製品と他勘定との関係を把握できます。

仕訳例

  • 1.当月の完成品原価100を計上する。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1製品100仕掛品100

関連記事(原価計算の概要)

※電子書籍WEB版(フリー)の一覧は「第1章 原価計算(工業簿記)とは-PDCA会計 日商簿記2級 工業簿記詳解-傾向と対策(電子書籍WEB阪)」に掲載

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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