仕訳帳とは|書き方や他の帳簿との関係を解説

記事最終更新日:2022年10月10日
記事公開日:2017年7月22日

仕訳帳とは何かや書き方、帳簿組織上の位置付けについて解説します。

仕訳帳とは

仕訳帳(しわけちょう)とは会社の日々の活動を、日付や勘定科目、金額といった情報を使って記録するための帳簿をいいます。

普通は略して仕訳といいます。

仕訳帳の目的

会社の日々の取引を把握するためです。

総勘定元帳との関係

どちらも帳簿組織上の主要簿に位置する不可欠な帳簿です。

仕訳帳に記帳した日々の取引を、勘定科目別に記録したものが総勘定元帳という関係です。

仕訳のフォーム

例)備品100を現金で購入した場合の仕訳

日付借方科目借方金額貸方科目貸方金額
x3年x月x日備品100現金100

仕訳の書き方

会社の簿記では複式簿記を採用します。複式簿記とは、仕訳の記帳方法のうち1つの取引を必ず2つの側面から記録する方法をいいます。

仕訳の左側を借方(かりかた)、右側を貸方(かしかた)といいます。

借方と貸方のどちらにも資産、負債、純資産、収益、費用といった各分類に属する勘定科目と金額を記録します。

借方と貸方の合計額は必ず同額にします。

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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