預金の種類と仕訳
記事最終更新日:2022年10月10日
記事公開日:2017年8月6日
預金の種類と仕訳について解説します。
普通預金とは
普通預金とは、自由に預入れや引出し、振込みなどができる預金口座をいいます。
皆さんも利用している、説明の必要がない位、生活にかかせないものです。
定期預金とは
定期預金とは、預入期間中は引き出しなどできないが、普通預金に比べて利率が高い預金口座をいいます。
普通預金ほどではありませんが、定期預金も個人が利用する預金口座です。
当座預金とは
当座預金とは、会社や個人事業主が支払い専用の預金口座として、銀行と当座取引契約に基づいて開設する預金口座です。
関連記事
仕訳
普通預金勘定、定期預金勘定、定期預金勘定を使用して仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
預入、利息受取など | ○○預金 | ××× | 相手勘定科目 | ××× |
引出し、振込みなど | 相手勘定科目 | ××× | ○○預金 | ××× |
複数の銀行口座を有する場合
複数の銀行口座を開設している場合には、銀行別に勘定科目を設定して仕訳する方法を採用することもできます。
関連記事
仕訳例
- 1.A社は甲銀行の当座預金から50万円を現金で引き出した。
- 2.A社は乙銀行の普通預金から甲銀行の当座預金に1千万円を振り替えた。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 現金 | 500,000 | 当座預金 | 500,000 |
2 | 当座預金 | 10,000,000 | 普通預金 | 10,000,000 |