試算表と書き方
記事最終更新日:2021年10月10日
記事公開日:2018年4月21日
試算表と書き方を解説します。
試算表とは
試算表とは、決算手続きの1つとして全ての勘定科目を集計して全体を把握するために作成する表をいいます。
目的
次の通り。
試算表を作る目的
- ・総勘定元帳への記帳の正確性の確認
- ・全ての勘定科目を把握すること
試算表の転記例
売掛金元帳を例にすると次の通り。
書き方のポイント
次の通り。
書き方のポイント
- ①総勘定元帳の借方合計と貸方合計を合計残高試算表の借方合計欄と貸方合計欄に記入
- ②合計残高試算表の借方合計と貸方合計から、両者の差額を多い側の残高欄に記入
- ③全ての勘定科目について①と②の作業を繰り返す。
- ④一番下の行に各勘定科目の合計を記入
- ⑤合計欄と残高欄について借方金額と貸方金額の一致を確認