決算振替仕訳とは

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決算振替仕訳を解説します。

決算振替仕訳とは

決算振替仕訳とは、帳簿の締切に際して特別な勘定科目に残高の振り替え仕訳を行う方法をいいます。

英米式決算法ではP/L科目に対して決算振替仕訳により帳簿を締め切ります。

損益勘定

英米式決算法では全てのP/L科目の残高を損益勘定に振り替えます。

仕訳

損益勘定繰越利益剰余金勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
収益・費用から
損益勘定への振替
収益の勘定科目×××損益×××
損益×××費用の勘定科目×××
損益勘定から
繰越利益剰余金勘定への振替
収益 > 費用損益×××繰越利益剰余金×××
収益 < 費用繰越利益剰余金×××損益×××

元帳転記例と仕訳例

仕訳帳から元帳(総勘定元帳)への転記例を掲載します。

決算振替仕訳

<帳簿締め切りの仕訳(決算振替仕訳)>

No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1売上2,000,000損益2,000,000
2損益1,600,000仕入1,600,000
3損益400,000繰越利益剰余金400,000

元帳上の帳簿締切

B/Sの勘定科目は元帳上で帳簿を締め切ります。

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