外注加工賃と仕訳

机上の書類や電卓

記事公開日:2021年10月31日

外注加工賃と仕訳を解説します。

外注加工賃とは

外注加工賃とは、材料の加工など会社外部の業者への製造に関係する委託費用をいいます。

費目別計算と分類

外注加工賃は特許権使用料とともに直接経費に分類されます。

材料の無償支給

会社外部の業者に材料の外注加工を依頼する場合には材料を渡しますが、加工されて戻ってくるため無償支給することがあります。

仕訳

仕掛品勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
外注加工仕掛品×××現金預金、未払金など×××

別の勘定科目を使用する場合もあります。

仕訳例

  • 1.材料の外注加工費用10が発生した(来月支払)。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1仕掛品10未払金10

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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