複数の銀行口座を管理する場合の仕訳
記事最終更新日:2022年10月10日
記事公開日:2021年7月28日
複数の銀行預金口座を開設している際に、これらの口座を管理したい場合の仕訳方法を解説します。
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複数の預金口座とは
ここでは、例えば、A銀行とB銀行という2つ銀行について普通預金を開設している場合を示しています。
管理対象にできる預金の種類
普通預金だけでなく当座預金や定期預金も対象です。
仕訳方法
A銀行とB銀行の普通預金口座を別々に管理したい場合には、普通預金勘定ではなく普通預金〇〇銀行勘定(資産に属する勘定科目)という勘定科目を使用できます。
〇〇の部分は銀行名が入ります。
A銀行であれば、「普通預金A銀行」です。
当座預金や定期預金も同様です。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
例)普通預金へ預入 | 普通預金〇〇銀行 | ××× | 相手勘定科目 | ××× |
例)定期預金へ預入 | 定期預金〇〇銀行 | ××× | 相手勘定科目 | ××× |
例)当座預金へ預入 | 当座預金〇〇銀行 | ××× | 相手勘定科目 | ××× |
仕訳例
- 1.A社は甲銀行の当座預金から50万円を現金で引き出した。
- 2.上記1.で複数の当座預金口座を開設しており、取引を別々に管理している場合
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
1 | 現金 | 500,000 | 当座預金 | 500,000 |
2 | 現金 | 500,000 | 当座預金甲銀行 | 500,000 |
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