利益準備金と仕訳

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記事最終更新日:2021年10月15日
記事公開日:2018年4月27日

利益準備金と仕訳を解説します。

利益準備金とは

利益準備金とは、法定準備金の1つです。その他利益剰余金から配当を行う都度、会社法で定められた一定の金額まで、一定額を積み立てるために設定された科目をいいます。

資本準備金も法定準備金に該当します。

目的

配当は株主への会社財産の払い戻しです。会社財産の過度な社外流出を防ぎ会社債権者を保護するための会社法上の財源規制の1つとして、利益準備金が存在します。

会計処理

その他利益剰余金(繰越利益剰余金)を原資とした配当を行った場合、会社法で定められた金額を利益準備金として積み立てます。

配当と積立額

次の通り。法定準備金の合計額が基準資本金額に達するまで、利益準備金を積み立てます。

仕訳

利益準備金勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
配当時の積立繰越利益剰余金×××利益準備金×××

株主資本の計数変動

株主総会の決議によって、利益準備金を他の株主資本の科目へ振り替えることができます。

表示

貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準に基づき、B/S上、純資産の部(株主資本の利益剰余金)に表示します。

仕訳例

  • 1.配当に伴い利益準備金10を積み立てる。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1繰越利益剰余金10利益準備金10

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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