英米式決算法とは|大陸式との違い
記事最終更新日:2021年10月11日
記事公開日:2018年4月22日
英米式決算法と大陸式との違いを解説します。
英米式決算法とは
英米式決算法とは、帳簿を締め切る方法の1つです。B/S科目は元帳上で帳簿を締め切り、P/L科目は決算振替仕訳によって行います。
<英米式決算法>
- ・B/S勘定科目→元帳上で帳簿を締め切る
- ・P/S勘定科目→決算振替仕訳によって帳簿を締め切る
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日本は一般的に英米式決算法を採用しています。
帳簿の締め切りとは
帳簿の締め切りとは、決算手続きのうち総勘定元帳などの帳簿記入を完了させることをいいます。決算振替仕訳による方法と元帳上で締め切る方法が存在します。
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決算振替仕訳
決算振替仕訳とは、帳簿の締切に際して特別な勘定科目に残高の振り替え仕訳を行う方法をいいます。
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元帳上の帳簿締切とは
元帳上の帳簿締切とは、仕訳を行わず総勘定元帳の各元帳上で締め切りを行う方法をいいます。残高検証のために繰越試算表を作成します。
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大陸式決算法との違い
大陸式決算法とは、B/S、P/Lどちらの勘定科目についても、決算振替仕訳による帳簿の締め切りを行う方法をいいます。
資産、負債、純資産、収益、費用の勘定科目の残高を「残高勘定」という専用の勘定科目に振り替える仕訳を行い、次に仕訳帳から元帳への転記を行います。