支払手数料と仕訳

記事公開日:2021年10月4日

支払手数料と仕訳を解説します。

支払手数料とは

支払手数料とは、手数料に関する支出を費用化したものをいいます。

取引の内容

代表的な取引に銀行口座の振り込みや引き出し時にかかる手数料があります。会社の法的な手続きを行政書士や税理士などに依頼した場合の手数料や、不動産会社による仲介手数料も支払手数料に該当します。

P/L上の表示

販売費及び一般管理費の区分に表示します。

支払手数料の仕訳

支払手数料勘定(費用に所属する勘定科目)で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
発生支払手数料×××現金預金、未払金など×××

仕訳例

  • 1.支払手数料10が発生した。料金は来月支払う。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1支払手数料10未払金10

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※電子書籍WEB版(フリー)の一覧は「第10章 収益と費用-PDCA会計 簿記3級 基本テキスト&基本仕訳問題」に掲載

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著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

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