支払家賃と仕訳
記事最終更新日:2021年10月5日
支払家賃と仕訳を解説します。
「日商簿記3級」の受験者の方へ
- ・次の試験範囲に準拠した「電子書籍WEB版」の解説ページがおススメです。
支払家賃とは
支払家賃とは、ビルやマンション、アパートなど、建物を借りた場合に支払う家賃の支出に基づく費用をいいます。
支払地代との違い
支払地代とは、建物ではなく、土地を借りた場合に要する支出に基づく費用をいいます。
前払費用
支払家賃は前払いの契約が少なくありません。その場合には経過勘定として前払費用を計上した後、発生月に費用へ振り替えます。
仕訳
支払家賃勘定(費用に属する勘定科目)で仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
発生 | 支払家賃 | ××× | 現金預金、前払費用など | ××× |
仕訳例
- 1.支払家賃の当月発生額100について前月の前払い額を振り替えた。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
1 | 支払家賃 | 100 | 前払費用 | 100 |
関連記事(簿記3級 販管費・営業外損益)
※電子書籍WEB版(フリー)の一覧は「第10章 収益と費用-PDCA会計 簿記3級 基本テキスト&基本仕訳問題」に掲載