出張旅費と仕訳

会計書類と電卓

出張旅費と仕訳を解説します。

出張旅費とは

出張旅費とは、出張に要した費用をいいます。

旅費交通費の代表的な取引です。

取引の内訳

出張先での宿泊代や交通費が該当します。

特徴

個人が立替払いするには多額のため、事前に概算払いをする点です。

概算払い

出張前に、出張者が概算額を見積もって上長承認後、書類で経理財務などの部署に申請します。担当者は出張者に旅費の概算額を渡し、仮払金として会計処理します。

精算

帰社後、出張者は領収証などを添付した精算書類を作成して経理財務などの部署に提出します。経費担当が会計帳簿に記帳し、支払担当が支払い手続きを行います。

仕訳

旅費交通費勘定で仕訳します。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
概算払仮払金×××現金預金×××
返金精算(仮払 > 旅費)旅費交通費×××仮払金×××
現金預金×××
立替精算(仮払 < 旅費)旅費交通費×××仮払金×××
現金預金、未払金など×××

仕訳例

  • 1.出張に伴い出張者に概算額10を現金で支払った。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1仮払金10現金10
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