売上戻りと仕訳

記録書類

記事公開日:2021年8月23日

売上戻りと仕訳を解説します。

売上戻りとは

売上戻りとは、販売した商品が返品されることをいいます。

仕入側からは仕入戻しといいます。

売上戻りの例

次の通り。

値引きとの違い

値引きも売上残高が減少しますが商品数量は変わりません。売上戻りは商品が返品されるため商品数量が増加します。

仕訳

販売取引とは反対の仕訳を行います。

取引借方科目借方金額貸方科目貸方金額
売上戻り売上×××売掛金など×××

仕訳例

  • 1.得意先へ掛け販売した商品10が返品された。
No借方科目借方金額貸方科目貸方金額
1売上10売掛金10

関連記事(簿記3級 商品売買)

※電子書籍WEB版(フリー)の一覧は「第8章 商品売買取引と商品-PDCA会計 簿記3級 基本テキスト&基本仕訳問題」に掲載

\ SHARE /

サイト内検索

著者情報

須藤恵亮(すとうけいすけ)

フリーランス公認会計士。1人で「PDCA会計」を企画・開発・運営。

中央青山監査法人で会計監査、事業会社2社でプレイングマネジャーとして管理業務全般及びIPO準備業務に携わる。

現在は派遣・契約社員等として働きながら、副業的に「PDCA会計」の執筆やアプリ開発等コツコツ活動しています。

詳細はこちら↓
著者プロフィール

☆電子書籍の「0円キャンペーン」
日商簿記テキスト・問題集で実施中。X(旧twitter)で告知します。
「PDCA会計」をフォロー

関連記事