クレジット売掛金と仕訳

記事最終更新日:2021年12月8日
記事公開日:2017年9月24日
クレジット売掛金と仕訳について解説します。
クレジット売掛金とは
クレジット売掛金とは、クレジットカードを利用した売上取引に使用する勘定科目をいいます。
信用会社(クレジットカード会社)のメリット
売上代金を安全に回収できることです。
得意先がクレジットカードでの支払方法を選択すれば、販売側は信用会社から代金を回収するため、貸倒れリスクが低くなります。
評価と貸倒引当金
クレジット売掛金は金銭債権に該当し、貸倒引当金を見積もって評価します。
クレジット売掛金の仕訳
次の通りクレジット売掛金勘定(資産に属する勘定科目)」を使って仕訳します。
取引 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
商品の販売 | クレジット売掛金 | ××× | 売上 | ××× |
支払手数料 | ××× | |||
売上代金の回収 | 現金預金など | ××× | クレジット売掛金 | ××× |
仕訳例
- 1.得意先に商品100を販売した。得意先はクレジット払いを選択(手数料5)した。
No | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
---|---|---|---|---|
1 | クレジット売掛金 | 95 | 売上 | 100 |
支払手数料 | 5 |